概要

取引先マスタでは、得意先・仕入先・外注先を登録していきます。登録した取引先は、受注・発注などで使用されます。取引先では、区分を設定します。区分は「得意先」でもあり「仕入先」でもあるというように1つの取引先で複数区分設定することができます。設定は受注・発注に関することが多いのですが、LT(リードタイム)や「仕入先」の設定項目である外注に関する設定は、生産計画の作成などで使用されます。

取引先マスタメイン部分


 

項目説明

項目名

説明

取引先CD

取引先コードを入力します。

取引先名

取引先の名称を入力します。

取引先カナ

取引先名のカナを入力します。取引先名を入力すると自動的に入るようになっています。ただし、入力ミスなどすると正しい変換がされてないことがるので必ず確認してください。

取引先略称

取引先の略称を入力します。

区分

登録する取引先の区分を指定します。

区分は複数選択することができます。


区分を選択すると、区分の情報を入力する部分が下部に表示されます。

電話番号

取引先の電話番号を入力します。請求書・注文書など使用されます。

FAX番号

取引先のFAZX番号を入力します。請求書・注文書などで使用されます。

郵便番号

取引先の郵便番号を入力します。注文書などで使用されます。

都道府県名

市区町村名

町域名

方書

取引先の住所を入力します。請求書・注文書などで使用されます。

取引停止日

各種選択ボックスで非表示となります。

 

取引先マスタ 得意先情報タブ


 

項目説明

項目名

説明

単価種別

単価を決める方法を指定します。下記のものが選択できます。

個別・単価GP(グループ)・掛率GP(グループ)

単価種別を選択することによって、販売単価GP,販売掛率GPが必須項目となるかどうかが変わってきます。


個別

品目に対して、取引先毎に、単価を設定していきます。

単価GP

品目に対して、単価グループ毎に、単価を設定します。

グループ毎に対して単価を設定できるので、マスタ保守が楽になります。

掛率GP

単価掛率グループは、品目の元値にたいして、値引きをどれくらいするかを設定します。

元値に対して割引率を設定するので、単価保守が一番楽なものとなります。

販売単価GP

単価種別で「単価GP」が選択されたときに、入力可能となります。

販売単価GPを入力します。

販売掛率GP

単価種別で「掛率GP」が選択されたときに、入力可能となります。

販売掛率GPを入力します。

売上金額端数

売上金額の小数点以下をどのように処理するのかを指定します。この処理は伝票の明細に対して処理が行われます。

税端数区分

消費税の小数点以下をどのように処理するのかを指定します。税計算区分によって計算された消費税に対して処理が行われます。

税計算区分

売上に対して消費税をどの単位で行うのかを指定します。

 

個別

売上明細毎に消費税を計算します。

伝票

売上伝票毎に消費税を計算します。

一括

締月を一括して消費時を計算します。

請求先CD

得意先と請求先が異なるときに、請求先を入力します。

請求先は得意先の情報を持つ取引先として予め作成しておく必要があります。

請求締GP

登録している得意先の締日のコードを入力します。

部署名

得意先の担当部署名を入力します。(将来拡張用です)

担当者名

得意先の担当者名を入力します。(将来拡張用です)

Mail

得意先担当者のメールアドレスを登録します。(将来拡張用です)

納品LT

出荷してから納品されるまでにかかる日数です。

例えば納品LTが0であれば出荷日と納期は同じ日となります。

納品LTが1であれば出荷日は納期の1日前となります

請求書不要

請求書をこのシステムから出力する必要がない場合はチェックをつけます。

 

取引先マスタ 仕入先情報タブ


 

項目説明

項目名

説明

外注区分

チェックをつけると外注先として登録されます。

外注先に一部工程の作業をお願いする時にはチェックをつける必要があります。

外注手配LT

外注先の手配LTです。

一部工程の作業をお願いするときに、どれくらいの日数で作業を終えることができるのかを指定します。

仕入金額端数

仕入金額の小数点以下をどのように処理するのかを指定します。この処理は伝票の明細に対して処理が行われます。

税端数区分

消費税の小数点以下をどのように処理するのかを指定します。税計算区分によって計算された消費税に対して処理が行われます。

税端数区分

消費税の小数点以下をどのように処理するのかを指定します。税計算区分によって計算された消費税に対して処理が行われます。

税計算区分

仕入に対して消費税をどの単位で行うのかを指定します。

個別

仕入明細毎に消費税を計算します。

伝票

仕入伝票毎に消費税を計算します。

一括

締める月図べ手の伝票を一括して消費税を計算します。

支払先CD

仕入先と支払先が異なるときに、支払先を入力します。

支払先は仕入先の情報を持つ取引先として予め作成しておく必要があります。

請求締GP

登録している仕入先の締日のコードを入力します。

部署名

得意先の担当部署名を入力します。(将来拡張用です)

担当者名

得意先の担当者名を入力します。(将来拡張用です)

Mail

得意先担当者のメールアドレスを登録します。(将来拡張用です)

 

取引先マスタ 納品先情報タブ


 

項目説明

項目名

説明

得意先CD

納品先の得意先を登録します。

納品LT

出荷してから納品されるまでにかかる日数です。

例えば納品LTが0であれば出荷日と納期は同じ日となります。

納品LTが1であれば出荷日は納期の1日前となります

 

受注入力にて、得意先、納品先を入力することができます。


納期を入力した時に、自動的に出荷予定日を計算しますが、もし納入先が入っていたら納入先の納品LTを使い、納入先が入っていなかったら得意先の納品LTが使用され計算されます。

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